この本について
人質は350万キロリットルのビールだ―業界のガリバー・日之出麦酒を狙った未曾有の企業テロは、なぜ起こったか。男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描いて、いま、人間存在の深淵を覗く、前人未到の物語が始まる。
みんなの評価
5
5
4
3
2
1
レビュー
なんども読みかけては挫折してたこの本。
やっと、やーっと上巻クリアできました!!
わたしも社会人になって、社会のしくみの片隅の片隅がぼんやりと分かってきたせいか、今までよりスンナリと読み進めることができました。
そして今までなんで途中でほっぽりだしてたんだろう。。。と後悔するぐらい面白い!!!
なんか気づいたらこの小説のことを考えている気がします。
全身にねっとりまとわりつく湿度や汗のにおいや息遣い、そしてなにより熱が行間からめちゃめちゃ伝わってくる小説です。
体面とプライド、タテマエと本音、組織と個人。
差別さえも、一人の人間の人生さえも、金を生むネタになってしまう現実。
こわいけど、最後までしっかり見届けたいとも思います。
人生の苦味、渋み、諦め、熱気。。。
下巻も心して味わいたいと思います。
やっと、やーっと上巻クリアできました!!
わたしも社会人になって、社会のしくみの片隅の片隅がぼんやりと分かってきたせいか、今までよりスンナリと読み進めることができました。
そして今までなんで途中でほっぽりだしてたんだろう。。。と後悔するぐらい面白い!!!
なんか気づいたらこの小説のことを考えている気がします。
全身にねっとりまとわりつく湿度や汗のにおいや息遣い、そしてなにより熱が行間からめちゃめちゃ伝わってくる小説です。
体面とプライド、タテマエと本音、組織と個人。
差別さえも、一人の人間の人生さえも、金を生むネタになってしまう現実。
こわいけど、最後までしっかり見届けたいとも思います。
人生の苦味、渋み、諦め、熱気。。。
下巻も心して味わいたいと思います。
読書ステータス
読了
5人
読みたい
4人