レビュー

Klapaucjusza
2011年6月読了
本書の著者が共に暮らしたオオカミの生態から導き出した考察、「人は時間を透かして見るが、オオカミは瞬間を見る」は、『石に話すことを教える』の一篇「イタチのように生きる」で著者アニー・ディラードがイタチとの一瞬の邂逅によって得た、「ひとは選択に生き、イタチは必然に生きる」という考えに重なる。
「最も大切なあなたとは、幸運が尽きてしまったときに残されたあなただ」という著者の言葉は、生きることへの新たな示唆を与えてくれる。
「最も大切なあなたとは、幸運が尽きてしまったときに残されたあなただ」という著者の言葉は、生きることへの新たな示唆を与えてくれる。
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