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ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

楠木 建

4.5
36人が登録
1件のレビュー

この本について

各メディアで絶賛! 500ページ超、2940円(税込)という本格経営書でありながら、異例の10万部を突破したベストセラーが待望の電子書籍化!“戦略の神髄は思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある。大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、流れと動きを持った「ストーリー」として戦略を組み立てている。多くの事例をもとに競争戦略の思考パターンを解き明かす。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2010年11月読了
やー、思った以上に読み終えるのに時間掛かった。。読みやすさはあるんですけど、何ぶんにもボリュームがスゴい。

タイトルの通り「戦略」を如何にストーリーとして描くか。とは言っても、最初から描けるもんでもないし、今成功しているものが最初からストーリーとして描かれていた訳でもないと言うことを最初のうちに釘指しているところは好感持てます。

でも、それってやっぱり最初からストーリー描ける訳じゃないってことなんですけどね…。

メモメモ。
・理屈じゃないから理屈が大切
・競争戦略の論点は、競争戦略の対象範囲、競争戦略の目的、利益の源泉で考える。
・競争戦略は「どうやって儲けるか」
・作るべき「違い」にはSP(Strategic Positioning)とOC(Organizational Capability)がある
・戦略ストーリーの5C(Competitive Advantage, Concept, Components, Critical Core, Consistency)
・ストーリーを考える上では強さ(Robustness)、太さ(Scope)、長さ(Expandability)が大事
・Conceptとは「本当のところ、誰に何を売っているのか」

サウスウェスト、マブチモーター、トヨタ、アマゾン、スターバックス、ガリバーなどのケーススタディを行っています。

本読んでるだけで戦略描けたら苦労は無いんですけど、何かにでもかじりつかないとなーって感じです。あ、もちろんためになりました。

読書ステータス

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