
レビュー
H. Tarkun
2011年3月読了
タイトルの通りπとは何か、πの値とは?をめぐる数学者の格闘が話の幹であるが、随所に、それを不合理な形で政治や宗教が邪魔をしたり、ひどい場合は成果を燃やしてしまうなどの点にも触れて、科学は時に政治/宗教と相容れないという歴史も描かれる。
個人的には、πが超越数である=作図により正方形を同じ面積の円にできない という点が面白かった。超越数の具体的イメージとして。
個人的には、πが超越数である=作図により正方形を同じ面積の円にできない という点が面白かった。超越数の具体的イメージとして。
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