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愛の本 (ちくま少年図書館 8)

真野 さよ

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レビュー

miyan
miyan
2012年8月読了
この時期にこういう本を読めたことは
いろいろな意味で意味のあることでした。
そう、もうすぐ終戦記念日・原爆投下の日です。

特に目を惹かれるのは
ある母親のお話でしょう。
今では別の形ですが残っていますが
それとは経緯がまったく違います。
これは時代の悲劇なのです。
似たケースは大部分が自業自得。

最後の言葉が非常に心に残ります。
戦争を起こさないで。
女性を戦争の渦中に巻き込まないで。
だけれどもそれもむなしく、今現在も
内戦などの形で戦いは残っているのです…

そして、最後に出てくる作品も
戦争がベースになっています。
危険な状況下でも
愛の力は本当に強いもの。
きっと涙なしにどちらも読めないはず。

これは少年向けにはもったいないです。

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