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レビュー

主人公の神経衰弱ぶり?も笑える。大学の研究生の身からいきなり奈良の女子高の先生として赴任するんだけど、神経衰弱が災いして女性校生から蔑視されてしまったり、「気にしすぎ」とか言われてしまったり。後で鹿が喋りかけてきたときにこの仕掛けが生きてきて現実としてうまく受け容れられなかったり。主人公と周囲とのかみ合わない描写が秀逸でした。
と、笑いどころ満載ですが、少し冗長。奈良の描写とか風情があっていいんだけど、早く続きが読みたいのに風景描写で足止めくらってイライラする。それがこの人のテクニックみたいで、場面転換を効果的なタイミングで挟み込んでくるんだけど、お預けくらったみたいであまり好きじゃなかったな。
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