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虚ろな十字架

虚ろな十字架

東野 圭吾

3.3
17人が登録
3件のレビュー

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レビュー

くーさん
くーさん
2014年10月読了
確かに人数にかぎらず死刑に処したほうがいいんじゃないかと思うことはある。刑務所に入ったからといって人間が変わるとも思えない。この問題はとても難しい。
yuchan
yuchan
2015年8月読了
「死刑は無力だ」だが、東野さんは死刑廃止論を訴えているわけではなかった。中原の娘を殺害した蛭川。彼は最後まで反省することはなかった。「もう面倒になった」と。世の中にはいろんな残虐な事件がある。刑務所に入っても全く反省しないもの。罪の意識にさいなまれながら生きていくもの。人の命を殺めたものの罰は死刑とひとくくりにしていいのか?刑務所に何年いれておけば罪を償えるのか?殺人者に虚ろな十字架を背負わせているだけ。読者にいろいろ考えてほしいということなのだと思う。

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