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カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

ドストエフスキー

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1件のレビュー

この本について

ゾシマの言葉にしたがって、アリョーシャは父の家に出かける。父と長男ミーチャとの確執は、激しさを増していくようだ。イリューシャとの出会い、スネギリョフ大尉の家で目にしたものなど、アリョーシャの心はさまざまに揺れ動き、イワンの「大審問官」で究極の衝撃を受ける。

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レビュー

miyan
miyan
2014年8月読了
いよいよもって家族には超えられない日々が
入ってしまったようです。
カラマーゾフは女にとことん弱いものです。
アレクセイですら、傾いているんですから。

「大審問官」のくだりが一番興味を惹かれましたね。
きっと反キリストになる人の
心理、というのはそういうものだし、
このお話の最後のそれも、人をよく示しているのでしょうね。

しかし、ゾシマ長老にそんな過去があったとは。
後半のほうは、今でもそれで救われない人がいるんですよね。
だから、信仰しない人がいるのかな。

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