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海に住む少女 (光文社古典新訳文庫)

海に住む少女 (光文社古典新訳文庫)

シュペルヴィエル

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この本について

「海に住む少女」の大海原に浮かんでは消える町。「飼葉桶を囲む牛とロバ」では、イエス誕生に立ち合った牛の、美しい自己犠牲が語られる。不条理な世界のなかで必死に生きるものたちが生み出した、ユニークな短編の数々。時代が変わり、国が違っても、ひとの寂しさは変わらない。

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レビュー

miyan
miyan
2013年12月読了
小粒ながらもとてつもなくインパクトのある物語たち。
穏やかな文章に見えますが
意外に出てくる展開というのがかなりシュール。

特に馬にまつわるありえないけれども
何かありそうな物語「競馬の続き」は
最後がとてつもなくブラックで怖いものがあります。
しかも結末もあんな形をとっていますし。

もっと世界観を堪能したい作家でした。

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