メニュー
東京の下町 (文春文庫)

東京の下町 (文春文庫)

吉村 昭

4
1人が登録
1件のレビュー

この本について

昭和二年生まれの著者が幼少年期を過ごした大都会の中のふるさと、東京・日暮里。諏方神社の夏祭り、トンボ採り、ベイゴマ、凧遊び、上野動物園の黒ヒョウ脱走事件、物売り、演芸、火事、映画館、大相撲、初めて食べたカレーそばの味、そして空襲...戦前の庶民の姿を活き活きと描き、生活史の貴重な記録ともなった名エッセイ。

みんなの評価

4
5
0件
4
1件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

taka_aki
taka_aki
2017年3月読了
非常に興味深いです。

当時の状況と今とを比べると果たしてどちらが豊かなのかわからなくなってきます。

当時の遊び、食べ物、映画、学校。古いと言われればそれまでですが、そもそも比較するようなものでもないのかもしれません。

毒消し屋、パン焼き器、ハエ取り紙、くみ取り便所、闇取引などなど、ほんと隔世の感を感じてしまいます。自分が小さい頃はこれらのいくつかは実際にありましたけど。

この本を読んでいる人(1人)

読書ステータス

読了 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します