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64(ロクヨン) 上 (文春文庫)

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)

横山 秀夫

4.3
25人が登録
3件のレビュー

この本について

元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。

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レビュー

yuchan
yuchan
2016年1月読了
昭和64年に起きた未解決の幼女誘拐事件を軸にして本編が進んでいくのだが、元記者の著者だけあって匿名報道をめぐって広報と記者クラブのやりとりの緊迫感がリアルで凄みがあった。その上、警察庁と地方のD県警の対立。私生活で夫婦間の問題、子供の失踪。元刑事部で現在広報の三上の心の葛藤がこれでもかこれでもかと出てきて疲れてきて少々読み飛ばしてしまった。下巻に期待。
Masa
Masa
2019年9月読了
ロクヨン事件

読書ステータス

読了 25人

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