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だましゑ歌麿 (文春文庫)

だましゑ歌麿 (文春文庫)

高橋 克彦

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1件のレビュー

この本について

江戸を高波が襲った夜、人気絵師・喜多川歌麿の女房が惨殺された。歌麿の絵に込められた風刺を憎む幕閣から妨害されながらも、事件の真相を追う同心・仙波の前に、やがて明らかとなる黒幕の正体と、あまりに意外な歌麿のもう一つの顔とは!?浮世絵研究の泰斗でもある著者が、満を持して放つ傑作時代小説。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2012年5月読了
一人の絵師の妻の殺しと、
それに翻弄されるものたちとの物語。
これまた実に怪奇な事件なのです。
やけに妙なところへ悪人どもは押し寄せますし。

真の黒幕は
ある程度慎重に読んでいれば
分かるでしょう。
でも、この真相も実に悲劇です。
本当にある人の発現が身にしみるぐらいに。

面白いものの、
やや冗長なところもあります。

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