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坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

司馬 遼太郎

4.5
44人が登録
4件のレビュー

この本について

長引く戦争で、国力の尽きつつある日本。ロシアのバルチック艦隊が出動する。国家の命運を賭けた大海戦が始まった——。全巻完結

みんなの評価

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レビュー

机龍之介
机龍之介
2010年11月読了
日本がロシアに勝ったのは天啓を得たからということ。
天啓を得るために最善を尽くした。
それなのに何故、太平洋戦争を起こしたのか?
日露戦争史の編纂に、政治、軍の変質の一端がみられたり。
そんなことがさらっと触れられてた。

ロシアにとって日本海海戦は負けるべくして負けた。
本当は陸軍で勝負していくのが鉄則だったけど、
うまいこと世界世論を味方につけれたのが僥倖だった訳だ。
MiniK
MiniK 2012年1月読了
東郷のえらさは大冒険をやったことではなく、それを知りきって不安なく回頭を命じた大英知にある

東郷長官は不思議なほど運のいい人であった。戦いというのは主将を選ぶのが大切である。妙なことをいうようだが、主将がいかに天才でも運の悪い人ではどうにもならない。
Shige
Shige
2014年7月読了
やっと読み終わった、というのが正直な感想ですが、日本海海戦の迫力はすごかった。圧巻の迫力と作戦。早く映像でみたいな!

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