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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

司馬 遼太郎

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レビュー

机龍之介
机龍之介
2010年9月読了
秋山好古、真之兄弟と正岡子規が少年から成年になり、
それぞれ陸軍、海軍、文学と自分の道を見つけた。
時代は明治維新から日清戦争前夜まで。
Shige
Shige
2011年2月読了
まあ、一巻はこんなもんかな。
MiniK
MiniK
2011年12月読了
まわりの思惑に流されているようにみえても、その道にしっかりと乗っかり、自分の道を築き実力をつけていく生き方

『男子は生涯一事をなせば足る』目標のために彼の生活があるといってよく、自然、その生活は単純明快であった

信念と目標が確固たるものであれば、流されているようにみえて、その流れにのって目標に近付ける

Yuuichi_sasha
Yuuichi_sasha
2012年2月読了
秋山兄弟の幼少期から大学での生活までを中心に描く。

好古と真之の人となりがどの様にしてできていったのか、真之が正岡子規とどのようにして関わっていったのか。
何よりも驚かされたのは、兄弟揃ってもとは軍人志望ではない点だ。
それが後に豪傑として名を馳せる訳である。

私の興味の対象となる、正岡子規の病床についてはまだほとんど触れられていない。肺結核になり、松山の自宅で療養するはじめまでの描写である。

これから日清戦争に突入して行くが、高揚する雰囲気はまだ感じられない。平和と呼ぶには語弊があるが、戦争を志向する雰囲気でもなく、文章からは緊迫感は伝わってこない。
強いていうなら新しい巡洋艦が清国の2大戦艦に対抗できるかもしれないといった程度である。




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