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一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

ジョージ・オーウェル

3.8
32人が登録
3件のレビュー

この本について

〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは、真理省記録局で歴史の改竄に従事していた。彼は奔放な美女ジュリアとの出会いを契機に、伝説的な裏切り者による反政府地下活動に惹かれるようになる。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2012年2月読了
うーーん、嫌いじゃないです。でも、あまりの後味の悪さに…。

ビッグ・ブラザーって言葉だけは知っていた状態で読んだのですが、ここまで「組織」が「個人」を蹂躙出来るもんだなーと言うのが読後感のほとんど。

ハインライン好きとしてはこの終わり方はどーなのかなーと思ってしまったのでした。描写の細かさには驚かされましたが。
マーク
マーク
2013年10月読了
村上春樹iq84はこの小説無くして成立したのか。共産主義の正義。過去を消す。あり得ない事を起こり得ることのように描く。全く非現実な物語に見えるが、多分実際に起こった現実。凄まじい創造。いつ書かれた?レモンは何ですか?どんなもの?食べるもの?オルれンジならうっすら覚えてるけど。
zooko012
zooko012 2016年4月読了
今更ながらのオーウェル「1984」。古典なのに(?)Amazonでの評価が非常によいことから読んでみたが、やはり面白い。どこに連れて行かれるのだろうと思いながら読了。時代批判的小説は時が経つと古びるものだが、全く古びていない。構成・文章が鍛えられているからだとも思う。特に、「ニュースピック」という、一語一意味、思考の多様性を廃除する、人工の新言語の存在が興味深い。

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