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復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)

アガサ・クリスティー

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1件のレビュー

この本について

マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。その一週間後、「ある犯罪調査をしてほしい」と富豪が記した手紙が届く。だが、具体的な犯罪の内容については何も書かれていなかった。マープルは手紙の指示通り旅に出るが、そこには様々な思惑をもつ人々が待ちかまえていた。『カリブ海の秘密』の続篇。

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レビュー

miyan
miyan
2010年7月読了
テーマは「行き過ぎた感情」ですね。
一見するとあからさまに一人の男の
犯行に見えてしまいます。
しかしながらあくまでもこれは伏線。
意外なところに星は潜みます。

でもこの作品も読後感は悪いですね。
行き過ぎた感情は人を狂わせ、
凶行に至らせる。
あるいみ閾値を越えてしまった犯人には
同情すら沸いてしまいました。

意識しすぎもよくないものですね。

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