メニュー
早雲の軍配者(上) (中公文庫)

早雲の軍配者(上) (中公文庫)

富樫 倫太郎

5
2人が登録
1件のレビュー

この本について

世は戦国、領民たちから「韮山さま」と慕われている伊勢宗瑞こと、北条早雲。彼に見出された少年・風間小太郎は、伊勢家の未来を担う軍配者となるべく、足利学校に送り込まれた。そこでは兵法・占術・医術・観天望気―戦国大名のブレーンに必要な学問に励む傍ら、生涯のライバルたちにも巡り会う!新時代の戦国青春エンターテインメント。

みんなの評価

5
5
1件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

Uni
Uni
2014年5月読了
軍配者という職業は今回はじめて聞いたが、ただの軍師ではなく天気や卜占などを用いて自国を優位な立場に導く職業らしい。
三国志の諸葛孔明のような感じだろうか。
本作の主人公は風間小太郎。
後の風魔小太郎らしい。
この作品での小太郎は、諜報活動をしていた一族で養われていた少年として描かれている。
隆慶一郎作の「影武者徳川家康」の風魔一族は、高麗から移住した人々として描かれている。
出自や実態どころか、実在したかどうかすら分からないと言う辺りが優秀な忍者らしくも感じる。
無事、足利学校にたどり着いた小太郎。
この後の展開が楽しみである。

この本を読んでいる人(2人)

読書ステータス

読了 2人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します