この本について
ロウソクの灯されたキッチンで、停電の夜ごと、秘密を打ちあけあう若い夫婦。病院での通訳を本業とするタクシー運転手の、ささやかな「意訳」。ボストンとカルカッタ、はるかな二都を舞台に、遠近法どおりにはゆかないひとの心を、細密画さながらの筆致で描きだす。ピュリツァー賞、O・ヘンリー賞、PEN/ヘミングウェイ賞ほか独占。インド系新人作家の鮮烈なデビュー短篇集。
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