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けさくしゃ

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畠中 恵

3.5
5人が登録
2件のレビュー

この本について

版元の山青堂です。超超超目利きな、今で言う編集者です。旗本のお殿様・高屋彦四郎様(通称彦さん)を戯作者にスカウトしたのは、このあたし。最初は渋っていたけど、彦さん、どんどん戯作の虜になっていきました。けど、人の心を強く動かすものには、お上が目をつけるのが世のならい。命をおびやかされるかもしれぬ。しかし、戯作を止められないのだ。なんて、かっこいいこと言ってる場合じゃありませんから、彦さん。はて、この顛末や如何に!?―お江戸の大ベストセラー作家の正体は、イケメン旗本だった!?「しゃばけ」シリーズ著者によるニューヒーロー誕生。

みんなの評価

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レビュー

たれえり
たれえり
2013年7月読了
柳亭種彦という、江戸時代に実際にいた小説家をモデルにした本。江戸時代に本を書きなが、事件に巻き込まれたりする。
面白かった
yuchan
yuchan
2013年2月読了
旗本のお殿様・愛妻家の高屋彦四郎様(通称彦さん)のまわりで起きる事件を戯作を作ることによって解決していく話。しゃばけを連想してしまうような病弱な主人公をはじめ、登場人物が魅力的だった。いつの時代も芝居になると戯作が売れるのは同じということね。絵師、彫師、版元など江戸の出版がわかっておもしろかった。このお殿様が実在した人物だとは思わなかったわ。

読書ステータス

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