メニュー
キャラクターズ

キャラクターズ

東 浩紀

5
2人が登録
2件のレビュー

この本について

主人公=キャラクターとしての批評家・東浩紀。書き手=実在の批評家・東浩紀+実在のライトノベル作家・桜坂洋。ふたりに与えられた武器は「キャラクター」という古くて新しい概念。「私」とセックスと死を描く日本文学、その脱構築として。「自然主義的リアリズム」、その文学環境崩壊の中で。主人公・東浩紀は、分裂する。暴走する。その果てに...。

みんなの評価

5
5
1件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

aoitaku
aoitaku
2008年7月読了
 評価には根拠が必要だというのが、ぼくがずっと守ってきたルールなのだけれど、この作品を評価するにあたって、その評価の正当性の拠り所を提示するのがすごく難しいと、今キーボードを叩きながら思っている。
 なんだかよく分からないけれど、この物語からぼくは何かを得ることができたような気がする。錯覚かもしれないが、その錯覚だって、意味があるはずだ。
 だから、ぼくが得た感覚の意味こそが、この評価の根拠、ということにして、一言。

 とても、面白かった。

この本を読んでいる人(2人)

読書ステータス

読了 2人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します