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月と六ペンス (新潮文庫)

月と六ペンス (新潮文庫)

サマセット・モーム

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1件のレビュー

この本について

平凡な中年の株屋ストリックランドは、妻子を捨ててパリへ出、芸術的創造欲のために友人の愛妻を奪ったあげく、女を自殺させ、タヒチに逃れる。ここで彼は土地の女と同棲し、宿病と戦いながら人間の魂を根底からゆすぶる壮麗な大壁画を完成したのち、火を放つ。ゴーギャンの伝記に暗示を得て、芸術にとりつかれた天才の苦悩を描き、人間の通俗性の奥にある不可解性を追究した力作。

みんなの評価

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レビュー

Ru_u-ka
Ru_u-ka
2012年7月読了
月と六ペンス
月=人を狂気に導く芸術情熱
六ペンス=世俗的因襲、絆

人生の生き方を考えさせられる作品。自分を貫き通すって大変そうだけど、天才って呼ばれる人にはひたすら進む道しか選択肢に無いのかな。

読書ステータス

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