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玉虫と十一の掌篇小説 (新潮文庫)

玉虫と十一の掌篇小説 (新潮文庫)

小池 真理子

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1件のレビュー

この本について

男はもうここに戻ってくることはないだろうと女は思った―。三年間、食事をともにした男との永遠の別離を描く「食卓」他、恋によって炙り出される男と女の孤独が、かなしさとせつなさを孕んでゆらめく十一篇。短篇よりも短い「掌篇小説」には、小さく切り取られているがゆえの微妙な宇宙が息づき、無限の時間へと読む者を誘う。長篇よりもいっそう濃密な闇と静謐な光を湛えた作品集。

みんなの評価

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レビュー

tutuhime
tutuhime
2011年12月読了
掌編って深いなぁ。

読書ステータス

読書中 1人
読了 4人