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文人悪食 (新潮文庫)

文人悪食 (新潮文庫)

嵐山 光三郎

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1件のレビュー

この本について

「何か喰いたい」臨終の漱石は訴え、葡萄酒一匙を口に、亡くなった。鴎外はご飯に饅頭を乗せ、煎茶をかけて食べるのが好きだった。鏡花は病的な潔癖症で大根おろしも煮て食べたし、谷崎は鰻や天ぷらなど、こってりした食事を愉しんだ。そして、中也は酒を食らって狂暴になり、誰彼構わず絡んでいた。三十七人の文士の食卓それぞれに物語があり、それは作品そのものと深く結びついている。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2018年11月読了
なんとなく買ってみたら面白かった一冊。様々な文豪の方達がどういった食生活をしていたのかがまとめられています。

夏目漱石、森鴎外、幸田露伴、与謝野晶子、永井荷風、宮沢賢治、川端康成、山本周五郎、坂口安吾、中原中也、池波正太郎、三島由紀夫、などなど。なんつーかこの時代の人たちどんだけ波乱万丈なんだと、でも、だから名作が多く生み出されたのだろうかと。

正直ひどいなーって人もいますが皆さん食を楽しんだ理に組んだりしながら名作を生み出したんだなーというのがわかったような。いろいろ作品読んでみようっと。

読書ステータス

読了 4人

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