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きみの友だち (新潮文庫)

きみの友だち (新潮文庫)

重松 清

4.2
56人が登録
4件のレビュー

この本について

わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる―。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない...。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2010年12月読了
途中までは何度か涙ぐんだんですけどね。。「友達」とは何かを問いかける作品。

うむー、後半ちょっと残念。
まりっく
まりっく
2012年1月読了
心が洗われるとっても素晴らしい作品だった。小学生の松葉杖の女の子と身体の弱い女の子が友達になるところから始まる。またその二人を取り巻く子達のストーリーが続く。学生時代の悩み、切なさが心に染み渡って伝わってくる。自分が学生だった頃を思いだす。この作家はおじさんなのにこんなにピュアで透明感のあるお話をどうしてかけるのだろう?!素晴らしい!
shino
shino
2012年6月読了
語り口が良かった。読んでいて心地よい。内容は小中学生のことが多いが、友達の在り方について考えさせられた。色々な形があって、どれも正解なんだと思う。内容はいじめとか、感情の動きとか、少し重たいというか、やはりやりきれなさみたいなものもあって少しだけブルーになった。終わり方が少し期待はずれだった。

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