
みんなの評価
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3
2
1
レビュー
八雲シリーズ等で存在は知りつつも、今までは接触機会が全くなかった神永作品。今回は文庫本の表紙とタイトルに興味が沸いて思わず買ってしまったという、いわゆるジャケ買い状態。
で、読んでみたら軽やかでスピード感のある展開なので、アッという間に読了。
主人公の真田省吾は今時のチャラい感じを出しつつも中身は真面目で正義感があり、でもちょっと無鉄砲といったマンガっぽいキャラクターで。しかし、重い過去を持ちつつも前向きな姿勢でなかなか好感が持てる。その他の登場人物も背景がしっかり描かれていて物語に厚みを持たせているし、会話もテンポが良くて疾走感を感じさせる要因になっている。
ライトノベル調で予知夢といったSF的要素もあるが、予知夢にまつわる背景や事件の伏線などのプロットはよく練り込まれてて、軽いながらもミステリー小説として楽しく読めた。まぁ、物語の展開自体はベタとも言えなくはないのだが、各キャラクターが活きてて、それがうまく絡み合って一つのエンターテイメント作品として成り立っている良作だっんじゃないかと。。。
…ちなみに、シリーズ物と聞いてるけど志乃の今後のポジションは?流石に予知夢はもう出てこないのか??
そんなコトを気にしつつ、続編が出たら読んでみよう。
で、読んでみたら軽やかでスピード感のある展開なので、アッという間に読了。
主人公の真田省吾は今時のチャラい感じを出しつつも中身は真面目で正義感があり、でもちょっと無鉄砲といったマンガっぽいキャラクターで。しかし、重い過去を持ちつつも前向きな姿勢でなかなか好感が持てる。その他の登場人物も背景がしっかり描かれていて物語に厚みを持たせているし、会話もテンポが良くて疾走感を感じさせる要因になっている。
ライトノベル調で予知夢といったSF的要素もあるが、予知夢にまつわる背景や事件の伏線などのプロットはよく練り込まれてて、軽いながらもミステリー小説として楽しく読めた。まぁ、物語の展開自体はベタとも言えなくはないのだが、各キャラクターが活きてて、それがうまく絡み合って一つのエンターテイメント作品として成り立っている良作だっんじゃないかと。。。
…ちなみに、シリーズ物と聞いてるけど志乃の今後のポジションは?流石に予知夢はもう出てこないのか??
そんなコトを気にしつつ、続編が出たら読んでみよう。
読書ステータス
読了
11人
読みたい
1人