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白い夏の墓標 (新潮文庫)

白い夏の墓標 (新潮文庫)

帚木 蓬生

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1件のレビュー

この本について

パリで開かれた肝炎ウィルス国際会議に出席した佐伯教授は、アメリカ陸軍微生物研究所のベルナールと名乗る見知らぬ老紳士の訪問を受けた。かつて仙台で机を並べ、その後アメリカ留学中に事故死した親友黒田が、実はフランスで自殺したことを告げられたのだ。細菌学者の死の謎は真夏のパリから残雪のピレネーへ、そして二十数年前の仙台へと遡る。抒情と戦慄のサスペンス。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2010年11月読了
ちょっと消化不良なところはありましたけど、読後に感じる清々しさでこの評価。

フランスを訪れた細菌学者のサエキ氏、学会の場で老人と出会うことで、数十年前にアメリカに去ったはずの彼の友人の過去が明らかに…。そんな話です。

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