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女たちの避難所 (新潮文庫)

女たちの避難所 (新潮文庫)

垣谷 美雨

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1件のレビュー

この本について

九死に一生を得た福子は津波から助けた少年と、乳飲み子を抱えた遠乃は舅や義兄と、息子とはぐれたシングルマザーの渚は一人、避難所へ向かった。だがそこは、“絆”を盾に段ボールの仕切りも使わせない監視社会。男尊女卑が蔓延り、美しい遠乃は好奇の目の中、授乳もままならなかった。やがて虐げられた女たちは静かに怒り、立ち上がる。憤りで読む手が止まらぬ衝撃の震災小説。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2017年10月読了
震災の後の避難所を三人の主人公の視点から描いた作品。

いろいろな歪みがあったんだろうなと推測するしかない身ではありますが、生々しく描かれていてすごく引き込まれました。この方の他の作品読んで見たくなりました。

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