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西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

梨木 香歩

3.7
138人が登録
15件のレビュー

この本について

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年6月読了
ほわー。。。す、素敵すぎです。

「自分で決める」

大事ですね。
あみか
あみか
2010年3月読了
学校に行けなくなったまいがおばあちゃんの家で魔女修行をする。
大きな事件があるわけではないけれど、
きれいな自然に癒され、ちょっとしたことに動揺し、
揺れながらも少しずつ成長していくまいの物語。
おばあちゃんの言葉がなかなか含蓄があるな、という感じ。
Aさみ
Aさみ
2010年9月読了
めちゃくちゃよかった! 世界観と、主人公に共感した☆
まい
まい
2011年8月読了
自分で考え自分で決める

自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中で咲かない。
人間として何をして生きていくべきか。どう生きるか。
すばるば
すばるば
2011年7月読了
ミステリー好きだけど、久々にゆったりした流れの本を読んだ。いいんだけど、やはりミステリーの方が楽しい♪(´ε` )
ウルトラあきら
ウルトラあきら
2011年9月読了
一見タイトルは暗いけど物語の内容は全体的にとてもあたたかく、読み終わった時優しい気持ちになります。なにより自分の家族、友達を大切にしようと思います。魔女の修行や、自分のことは自分が決めそれを実行するといい方向にいくということや、おばあちゃんの生活の知恵が自然と共和していてとても素敵です。
えりそら
えりそら
2012年2月読了
おばあちゃんの知恵やアドバイスが読んでて面白かったです
まいが成長していく姿に感動しました
絆を感じることのできる本でした。
ハル
ハル
2012年2月読了
娘のことがちゃんとわからずに上辺だけで判断してしまう母親、すべてを分かってくれてやさしく包んでくれ、だけどもきちんと自分で大人になるように導いてくれるおばあちゃん(魔女)。時の移ろいとともに疎遠になってしまうが、最期までおばあちゃんの暖かさが感じられる。
まろ
まろ 2012年3月読了
泣ける。最後のおばあちゃんの言葉に集約される『やさしさ』『愛』。生きるとは。

読書ステータス

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