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落語的笑いのすすめ (新潮文庫)

落語的笑いのすすめ (新潮文庫)

桂 文珍

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年4月読了
落語って面白そうなんだなーと思ってしまった一冊。

こちらは桂文珍氏が半年間慶応大学で行った講義「現代芸術」を収めたものです。内容は「笑い」に関するものなんですけど、これがこれ、なかなか興味深いのです。

笑いの論理を要約したジョン・モリオール。笑いには「優越」、「ずれ」、「放出」があると。へー。

「自らを笑う」ということの重要性。確かにそう言った視点が無いと日々生きていくの大変ですよね。。

「笑い」と言うのは様々な古典(徒然草)などにも多く出てきている。徒然草、先日読んだはずなんですけど、読み切れていなかった訳で…。六十二段「ふたつ文字 牛の角文字 直ぐな文字 歪み文字とぞ君は覚ゆる」てのは、説明を読んでほへーとなりましたです。

そして、後半でおっしゃられていた「笑腺」。これ大事なんだなーとしみじみ。同じところで笑える。かぁ。

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