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アメリカ彦蔵 (新潮文庫)

アメリカ彦蔵 (新潮文庫)

吉村 昭

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1件のレビュー

この本について

嘉永三年、十三歳の彦太郎(のちの彦蔵)は船乗りとして初航海で破船漂流する。アメリカ船に救助された彦蔵らは、鎖国政策により帰国を阻まれ、やむなく渡米する。多くの米国人の知己を得た彦蔵は、洗礼を受け米国に帰化。そして遂に通訳として九年ぶりに故国に帰還し、日米外交の前線に立つ―。ひとりの船乗りの数奇な運命から、幕末期の日米二国を照らし出す歴史小説の金字塔。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2013年1月読了
江戸幕末に漂流の憂き目にあい、その後数奇な人生を送ることとなった彦蔵の一生を綴った一冊。

淡々と綴られている分感情移入はしにくいかと。ただ、鎖国の時代アメリカに渡り歴代の大統領と会う下りはすごいと思ったし、「祖国」とは何かということを考えさせられもしました。

読書ステータス

読了 5人

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