メニュー
羅生門・鼻 (新潮文庫)

羅生門・鼻 (新潮文庫)

芥川 龍之介

3.5
39人が登録
1件のレビュー

みんなの評価

3.5
5
1件
4
0件
3
3件
2
0件
1
0件

レビュー

ウルトラあきら
ウルトラあきら
2011年7月読了
羅生門や鼻は読みやすいし内容が理解できたけど、古典の知識が全くないためわたしには少し難しいものがあった。
以下、感想

羅生門:あることがきっかけで勇気が出て、立ち向かうのは素晴らしいこと。でも羅生門の場合は全体的に雰囲気が暗いのでその勇気も少し恐い印象。

鼻:自分の本来持ってるものが一番いいということ

芋粥:鼻にも多少言えることだと思うけど、自分の願望のものが、ある時大量に目の前にあったら案外減滅してしまう。

運:未完というのが納得行かない。また古典引用などが多くてわたしはよく理解できなかった。

袈裟と盛遠:運同様。難しいと感じた。

邪宗門:宗教の鎖国という印象。なにか外の新しいものに対して拒絶をするというのはいつの時代でもなにかしらあるのだなと思いました。

好色:恋愛でもなんでもそうだけど、他人に恋心などで恨みをたくさん作り、主人公のように所謂浮気などをしたり、他人に迷惑をかけて調子に乗っていたらいつか大きいところで仕返しがくる。

俊寛:俊寛の人柄がとても尊敬できた。有王との絆もとてもよかった。この短編を読んで噂は当てにしないことだと思いました。比較的読みやすい。

読書ステータス

読書中 4人
読了 30人
読みたい 4人