この本について
実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」といわれる。ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだった。四年近く乗っていなかったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げる。彼女は、一年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。愛犬も一命を取り留めた。ブックの回復→バイク修理→プロポーズ。幸せの連続線はどこまでも続くんだ、と思っていた。ずっとずっと続くんだと思っていた―。
みんなの評価
2.9
5
4
3
2
1
レビュー
なえ
2011年11月読了
ラストに向かって悲しくて悲しくて。自分の出来事に重ねて涙することが多いけど、これは純粋に主人公の気持ちで泣けた。
weになる幸福
weじゃなくなっていく喪失感
当たり前だと思っていた幸せはいつなくなるか分からない。
失うのは怖いけど、それが怖いと思うほど幸せな時があるのは幸福なこと。
つまり、
幸福な時は終わるけど、ちゃんと自分の中に残るもの。2人一緒に育めなくなっても、それまでの軌跡は閉まっておける。
→別れた後に
倦怠期のカップルに
恋に疲れた人に 、軽んじてる人に
→もう一度踏み出そうと思える 純粋がいい
weになる幸福
weじゃなくなっていく喪失感
当たり前だと思っていた幸せはいつなくなるか分からない。
失うのは怖いけど、それが怖いと思うほど幸せな時があるのは幸福なこと。
つまり、
幸福な時は終わるけど、ちゃんと自分の中に残るもの。2人一緒に育めなくなっても、それまでの軌跡は閉まっておける。
→別れた後に
倦怠期のカップルに
恋に疲れた人に 、軽んじてる人に
→もう一度踏み出そうと思える 純粋がいい
読書ステータス
読了
29人
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2人