
レビュー

zooko012
2012年8月読了
数年越しの最終刊であるが、個人的には肩すかしの印象。生命と死、宇宙、神秘、音楽。「魔女」や「SARU」と同一主題のテーマを扱っている。冒険譚的ストーリー・キャラクター設定は心惹かれるものがあったものの、結局広げきった風呂敷を畳みきれなかったとの印象。ずっと読み続けていたが、初期の「魔女」や「そらとび魂」の方が遙かに鮮烈であったし(この人は短編の方が向いている友思う)、同じテーマ設定にもあきてきた。本巻のほぼ全部につき台詞がないとの斬新さはかうが、もう読まないかも。。
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読書ステータス
読了
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