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光媒の花

光媒の花

道尾 秀介

3.5
12人が登録
1件のレビュー

この本について

もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは...渾身の連作群像劇。

みんなの評価

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レビュー

yuchan
yuchan
2011年6月読了
表紙のように蝶が光の中を舞うように進んでいく短編が細くつながる連作。だんだん明るい希望がみえてくるところや最初にでてくるハンコやに戻るところもうまい。それぞれの話の中にでてくる笹の花、カナブン、キタテハ、シロツメクサ、カヤツリグサ、赤とんぼが印象的でいいスパイスになっている。

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