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ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

ヨハーン・ヴォルフガング ゲーテ

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レビュー

ぼんぼん
ぼんぼん
2008年6月読了
素養が無いのでちょっと理解が難しい部分がありましたが、とにかく読み進めることを念頭においてページを繰りました。
ファウスト、メフィストにそそのかされる⇒若返りの薬ゲッツ⇒恋に落ちる
のくだりまでは、急展開とこれから待ち受ける冒険譚にワクテカすぎておもしれぇぇぇ!の一心だけで読んでいたのだけれど、『悲劇』と銘打たれただけあって、面白いだけで終わらせてはくれなかったね・・・。
ファウストが知りたがった人間というもの、わたしはこの本を読み進めてもっともっと分からなくなりました。いつの世も、人の心も世界も複雑すぎます。だからこそ足掻くのだけれど。
  
「神は永遠の輝きの中にいて、悪魔は暗闇にいろってわけだ。それできみたち人間には昼と夜とが入れ替わる」
この言葉に真理を突かれた思いがしました。

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