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ホテルカクタス (集英社文庫)

ホテルカクタス (集英社文庫)

江國 香織

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3件のレビュー

この本について

街はずれにある古びた石造りのアパート「ホテルカクタス」。その三階の一角には帽子が、二階の一角にはきゅうりが、一階の一角には数字の2が住んでいました。三人はあるきっかけで友達になり、可笑しくてすこし哀しい日々が、穏やかに過ぎて行きました...。メルヘンのスタイルで「日常」を描き、生きることの本質をみつめた、不思議でせつない物語。画家・佐々木敦子との傑作コラボレーション。

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レビュー

あみか
あみか
2010年2月読了
帽子ときゅうりと数字の2。
それぞれが個性的でかわいくてちょっと哀しい。
それぞれの話がとても詩的で短いけれど
とてもあたたかい感じがする。
3人のその後を想像してしまう。
にゃん
にゃん 2012年7月読了
江國香織はものを通してひとを描く。解説
帽子ときゅうりと数字の2の話
tomo
tomo
2012年11月読了
主人公達の、設定や名前の背景が良く分からなかったが、そこは、雰囲気でカバーする感じです。異国のホテル風のさし絵が素敵でした。

読書ステータス

読了 10人
読みたい 2人

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