メニュー
よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた (集英社スーパーダッシュ文庫)

よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた (集英社スーパーダッシュ文庫)

桜坂 洋

5
2人が登録
1件のレビュー

この本について

秋葉原が魔都になる。ある朝ポストを覗いた嘉穂が見つけたのは、行方不明になった美鎖の血まみれのアミュレットだった。わずかな手がかりを元にこよみたちが向かった先は秋葉原。少女たちは敵の罠をかいくぐり、電気の世界を駆け巡る。大魔女が復活するとき、すべての希望と生命は潰えてしまう。最後の残された武器は、知恵と勇気と...たらいだけ!?魔女のライブラリ編、堂々の完結。

みんなの評価

5
5
1件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

aoitaku
aoitaku
2008年7月読了
 There's more than one way to do it!
 すばらしい!
「たったひとつの冴えたやりかた」を巡って話が進んでいくけれど、やり方はひとつじゃないというタイトルどおり、でありながら、決して納得できない超展開を持ってくることなく、綺麗にまとめてきた。
 そして、デウスエクスマキナの存在を読者はみな知っているから、この結末こそ「たったひとつの冴えたやりかた」に違いないというのは、もはや確定的に明らか。わからないならわからないでいい。

 おわり、と書いてありますが、続きます。あとがきに続きますと書かれてから、3年。その間に書かれた続きは、集英社SDではなく新潮で、しかも全く魔法の出てこない話だけでした。続きといってよいかも怪しい。パラレルワールドと言ってもいいかもしれないし(それでも桜坂洋作品には違いないし、面白かったのだけれども)。
 で、その続き。
 もちろん10月はSPAM~のことじゃないです。
 8月に出るそうです。8月以降なので何ともいえませんが、出るそうです。
 これは楽しみにせざるをえない……!

 あ、ラノベなのでMVP書きます。
 MVPは嘉穂。相変わらず小ネタが面白くて好き。「ちょっと通りますよ」に吹いた。まぁ、今回は登場人物皆にMVPあげてもいいや。脇役含め。1巻~4巻までの伏線も巧く使ってきたし。

この本を読んでいる人(2人)

読書ステータス

読了 1人
読みたい 1人