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水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)

水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)

松岡 圭祐

2.5
4人が登録
1件のレビュー

この本について

小生意気だが天才的ひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美は瑞希の幼なじみだった。勃発する実験ノート窃盗と捏造疑惑。智美に降りかかる災いの真相とは?官僚を押しのけ霞が関を揺るがすヒラ職員の下克上ミステリ。

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レビュー

yuchan
yuchan
2016年12月読了
水鏡推理シリーズ第2作。あのSTAP細胞騒動を思わせる作品。自然治癒する人工血管論文発表後、論文の捏造疑惑がおこり、その責任が瑞希の小学生時代の同級生、大学院生如月智美に押し付けられようとする。誰も追試が成功していないというところもそっくりだった。読者の興味をひくのはいいと思うが、今回は解明の段階も杜撰で方法もよくある手品の応用だった。

読書ステータス

読了 4人

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