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新装版 聖職の碑 (講談社文庫)

新装版 聖職の碑 (講談社文庫)

新田 次郎

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この本について

大正2年8月26日、中箕輪尋常高等小学校生徒ら37名が修学旅行で伊那駒ケ岳に向かった。しかし天候が急変、嵐に巻き込まれ11名の死者を出した。信濃教育界の白樺派理想主義教育と実践主義教育との軋轢、そして山の稜線上に立つ碑は、なぜ「慰霊碑」ではなく「遭難記念碑」なのか。悲劇の全体像を真摯に描き出す。

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2011年12月読了
実話を元にした物語。

大正時代の長野県、方向性は違えども「教育」とは何かを問いかけている教師たちが山で直面した厳しい自然。

テンポが良く、あっという間に引き込まれてしまいました。

教師ではない自分でも人を教えることの尊さを垣間みれた気がします。

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