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カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)

カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)

重松 清

4.3
22人が登録
2件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

mak246
mak246
2010年5月読了
とりあえず上巻読了。ゆるしたい相手を決してゆるせず生きてくひとと、ゆめされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きてくひとが辿り着くそれぞれの人生の結末は如何に… 
あおみ
あおみ
2012年10月読了
この本は何と分類されるのだろう。青春物語のようだが、主人公である幼馴染同士のトシ、ミッチョ、シュン、ユウちゃん4人は四十路を目前に控えた立派な大人である。各々の人生というものが確立されており、それに伴ってそれぞれの物語が始まっている。そこには複雑な事情が多々ある。例えば、シュンの祖父の決断によってトシの父は帰らぬ人となった炭鉱事件や、学生時代のミッチョとシュンが交わし、そして今も明かすことのない秘密、トシが車椅子生活を余儀なくされた出来事がそれに当てはまる。
物語が進むに連れて色々な人がこの4人に絡み合う。川原さん、ミウさん、真由ちゃんなどが4人の夢であった"カシオペアの丘"を舞台にして。

先に挙げた謎の解決、シュンの人生の終わり、川原さんのこれからの行動が気になり、はやく下巻を読みたいと思う。

読書ステータス

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