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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

本谷 有希子

3.7
10人が登録
2件のレビュー

この本について

「あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ」―。女優になるために上京していた姉・澄伽が、両親の訃報を受けて故郷に戻ってきた。その日から澄伽による、妹・清深への復讐が始まる。高校時代、妹から受けた屈辱を晴らすために...。小説と演劇、二つの世界で活躍する著者が放つ、魂を震わす物語。

みんなの評価

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レビュー

kkoba23
kkoba23
2011年7月読了
自身の演劇の小説化。よくある家庭内の愛憎劇。面白いが、もっと強烈なインパクトがあれば・・・。元が戯曲だと情景描写がどうしてもつけたしになる。つかこうへいだと、それもナレーションっぽくてわざとらしいのが逆に良かったのだがなぁ。
れいこん
れいこん
2011年12月読了
病的に自意識過剰な姉と、それを観察してマンガにまでしてしまう妹。そんな姉を自分がいないとと一線超えてまで助ける兄、お人よしのその妻。とにかく描写がすごい。細かいし、表現がくどい。最初は消化するのに苦労した。ただ、最後のほぉはバタバタしてて正直よくわからなくなってしまった。映画版見て見たいなぁ、ら

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