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分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(下) (講談社文庫)

分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(下) (講談社文庫)

京極 夏彦

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この本について

「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。宴の“黒幕”は笑った。かつて戸人村でおきた事件の真相、十五年後の再会に仕組まれていた邪悪な目論見、そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか...。事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。時、まさに昭和二十八年。

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