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分冊文庫版 魍魎の匣(下) (講談社文庫)

分冊文庫版 魍魎の匣(下) (講談社文庫)

京極 夏彦

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6人が登録
1件のレビュー

この本について

「あなたは、何でも善くご存じですのね―」。その女は京極堂に向かって、赤い唇だけで笑った。憑き物を落とすべき陰陽師さえ、科学者・美馬坂幸四郎の抱いたあまりに禍々しい夢を前にして、自分の封印した過去に直面させられる。そして訪れる破局...。第49回日本推理作家協会賞受賞の超絶ミステリ完結。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2012年3月読了
完全読了。満足。いうことなしです。
最後の展開は…となってしまいました。
あの場面に感想を求めるということ自体が
非常に難しいかと思います。

本当に、人の欲なんていうものは
実に愚かなものだと実感させられました。
ただし、その中にゆがんだ形ではありましたが
「幸せ」をつかんだ人がいるのがせめてもの救いです。

読書ステータス

読了 6人

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