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プラスティック (講談社文庫)

プラスティック (講談社文庫)

井上 夢人

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1件のレビュー

この本について

54個の文書ファイルが収められたフロッピィがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊させる導火線となる!謎が謎を呼ぶ深遠な井上ワールドの傑作ミステリー。

みんなの評価

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レビュー

xxnQ
xxnQ
2009年4月読了
読んでいると「自分が、いま、ここにいる」という基盤が音を立てて崩れていくような気持ち悪さがあって、しかしそこが何より面白い。
後半で気持ち悪さの元になっていた原因が一気に解決していく展開もステキ。

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