メニュー
新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

中井 英夫

4.5
11人が登録
1件のレビュー

この本について

昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎もガスで絶命―殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が大きい活字で読みやすく。

みんなの評価

4.5
5
1件
4
1件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

隊長
隊長
2012年3月読了
何より登場人物の空回り…狂いっぷりがいい。「黒死館殺人事件」ほどしつこくないウンチクや脱線、「ドグラ・マグラ」ほどグロくない怪奇•変態趣味…日本三大奇書の中では最も読みやすいけどやはり一筋縄では行かない。

読書ステータス

読了 8人
読みたい 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します