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聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)

大崎 善生

4.5
11人が登録
3件のレビュー

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レビュー

zooko012
zooko012 2011年1月読了
「東の羽生、西の村山」と言われたほど強く、皆から愛されたが、若くして病に散った故・「村山聖」九段についての傑作ノンフィクション。病弱である彼を支えて、パンツを洗ったり髪を切ってやった師匠である森信雄七段と村山とのかけがえのない「師弟愛」の物語であり、ライバルであり互いにぶつかりあった村山達若手棋士達の「青春」の物語であり、将棋連盟に勤務し「将棋世界」の編集長であった著者大崎と森の「友情」の物語である。読後の余韻の大きさが凄く、涙腺が何度も弛んだ。
moc
moc
2012年7月読了
さとし、すごすぎる。人は辛く悲しむためにうまれてきた。彼はただ、名人になるためにひたすら、将棋を打ち続けた。そのひたむきさは何にも勝る。
もん
もん
2012年7月読了
長くダラダラ生きていることって、シアワセなのかな、と思わず考えてしまう。短い命を駆け抜けた棋士の本。