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おまえさん(下)

おまえさん(下)

宮部 みゆき

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2件のレビュー

この本について

二十年前から続く因縁は、思わぬかたちで今に繋がり、人を誤らせていく。男は男の嘘をつき、女は女の道をゆく。こんがらがった人間関係を、“ぼんくら”同心・井筒平四郎の甥っ子、弓之助は解き明かせるのか。事件の真相が語られた後に四つの短篇で明かされる、さらに深く切ない男女の真実。

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レビュー

くーさん
くーさん
2012年1月読了
人と人のつながりは難しいもんだけど、この話の中に出てくる人達が居たら何か楽しいもののように思えた。長かったけど楽しかった。
yuchan
yuchan
2012年2月読了
これだけたくさんの人物を魅力的に書き分けるさすが宮部さん。特に弓乃助の兄、淳三郎がいい味を出していて、弓乃助との兄弟のやりとりがおもしろかった。本筋の事件は恐ろしいものなのだけど殺人犯にも事情があり切ないと思うのは仕方がないもんなんで。男と女、人と人の繋がりというのは哀しいもんなんで。と、すっかり丸助の口癖が移ってしまった。

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読書ステータス

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