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待ってる 橘屋草子

待ってる 橘屋草子

あさの あつこ

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1件のレビュー

この本について

何かを待たずにいられないのが、人の世のならい。では、おふくが「待ってる」ものは―?12歳の春、貧しい少女・おふくは、江戸・深川にある料理茶屋『橘屋』で奉公を始めた。美しく気丈な仲居頭のお多代は、おふくを厳しく躾ける。優しくも、温かくもない言葉の裏にある“何か”に気づいたおふくは、涙を堪えながらもお多代の下でたくましく成長していく。あさのあつこが少女の成長と人の絆を描く、涙あふれる連作短編集。

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レビュー

まりっく
まりっく
2012年1月読了
あさのあつこはこんな時代物も書けるんだな〜と感心。橘屋と言う料理屋を舞台に綴られる情のこもったお話が心地よい。一話ごとに江戸で困難に会っても希望を持って前に進んで行く
。じんわりと勇気と前向きになれる、良いお話でした!

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読書ステータス

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