メニュー
サムスンの決定はなぜ世界一速いのか (角川oneテーマ21)

サムスンの決定はなぜ世界一速いのか (角川oneテーマ21)

吉川 良三

3
3人が登録
1件のレビュー

みんなの評価

3
5
0件
4
0件
3
1件
2
0件
1
0件

レビュー

yamato
yamato
2011年10月読了
グローバル化した世界では競争がトーナメント制になる。だからスピードが求められる。
サムスンは最適な権限移譲によるボトムアップ経営やITシステムの構築とそれによる水平分業と見える化などを通して意思決定や開発のスピードをあげることに成功した。
また技術よりもアプリケーションを重視したことやデカップリングの徹底そして現地の顧客のニーズの分析を適正な品質・コストにつなげていったことで多品種少量生産でも営業利益2桁という高収益を維持している。
日本の企業にはスピードをあげること、慎重になりすぎないこと、グローバルな経営手法を構築すること、危機意識を個人が抱き常に十年後をかんがえることを勝利への第一歩として示していた。

品質は顧客が決める。以外と難しい。

この本を読んでいる人(3人)

読書ステータス

読了 3人