この本について
恐れ知らずの辣腕で、次々と王府の改革を断行する孫寧温。一方で、薩摩藩士・浅倉雅博のやさしさに惹かれ、男と女ふたつの人格のあいだで心が揺れ動いていた。王宮では聞得大君と王妃による女同士の覇権争いが勃発。騒動を鎮めようとした寧温だったが、聞得大君の執拗な追及に、自分の正体が女であることをついに明かしてしまう......。夏の雷雲のごとく、寧温に迫り来る幾多の試練。吹きすさぶ嵐はまだ序章に過ぎなかった!
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